[Flutter] Webアプリを WordPressに埋め込む方法

FlutterではAndroidやiOS用にアプリを作成できますが、同時にWebアプリも作れます
これをWordPressを使ってネットで表示するには、
FlutterのWebビルドを生成して、それをWordPressに埋め込むだけです




Webアプリ

 

例えばサンプルアプリとしてよく出てくる、フローティングボタンをクリックすると
数値がインクリメントするものです

以下このアプリを例として、WordPressに埋め込む方法を解説します

 

 

FlutterでWebアプリをビルド

 

Web用にアプリをビルドする必要があり
以下のコマンドを使います

 
例として、flutter_application_1 のプロジェクトを作成してコマンドを打って見ると
build 以下に web が作成されます

1x1.trans - [Flutter] Webアプリを WordPressに埋め込む方法

このweb以下に index.html があり、その中の
<base href=”/”>のhrefを以下のように変更します

この /wp-content/themes/flutter/testapp1/
は、WordPressのサーバーのアップロード先のPathを指しています

あるいは、以下のようにコマンドを打っても同じです

1x1.trans - [Flutter] Webアプリを WordPressに埋め込む方法

アクセスできる場所であればどこでもいいのですが、Backup をとったりする上で
分かりやすいところがいいので wp-content/themes は既にあり管理しやすいのでここを使います

flutterディレクトリーを作成しておきます

 

ファイルのアップロード

 

FTPを使ってこの web フォルダの名前を変更し
フォルダ毎WordPressのサーバーにアップロードします

今回の例では、testapp1 に変更してアップします

 

WordPressに埋め込み

 

ビルドしたFlutterアプリのHTMLファイルを表示するためには、
WordPressページや投稿の中にiframeを使って埋め込みます

このコードを投稿や固定ページの「テキスト」モードで挿入すると、Flutterアプリがページ内に表示されます。

補足

  • WordPressに「Code Snippet」などのショートコードプラグインをインストールして、プラグインを使用して、FlutterアプリのHTMLコードをショートコードとしWordPressの投稿やページの中に挿入することで、Flutterアプリを表示することも可能です
  • Flutter Webアプリのサイズによっては、ページの読み込み速度に影響が出ることがあります。可能であれば、キャッシュプラグインやCDNを使用して最適化しましょう。
  • モバイルでの表示にも注意し、レスポンシブ対応ができているかを確認してください。

References:
Configuring the URL strategy on the web
Flutter web app initialization

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