[Android & Kotlin] GPS位置情報を取得するアプリを作る

AndroidではGPSとWifiや基地局GPSを組み合わせた、FusedLocationProvider が推奨されていますが、GPSが一番精度の高い位置情報を取得できます。KotlinでのGPSの設定方法を調べてみました。
 
gps 01 - [Android & Kotlin] GPS位置情報を取得するアプリを作る

Android Studio 3.1.4
API 28
Kotlin 1.2.60

 



LocationManager

 
GPSの実装はここのところ色々と制約がついてきてしまっているので、ここでの内容は一番簡単な設定です。それぞれ足りないところは関連ページで紹介しています。

  • GPSを起動するためのもっとも簡単な実装 
  • 1つのRuntime Permissionのみを想定
  • フォアグランドでの実行

 

 

GPS簡単な実装

 
GPSに必要なpermissionは、Android 6.0 Runtime Permissiondangerous permissionに該当するため、ユーザーが許可しないと使えません。これはコードが複雑になりますので、GPSとしての機能を確認するだけの簡単な実装と、あらゆる状況を考慮した場合について分けて考えてみます。

実はこの実装無しでも可能です。(但し、テストの場合のみです)
 
アプリをインストール起動後、「設定」「アプリと通知」から該当アプリにて
「権限」から「位置情報」をOnにすれば、面倒なpermissionのチェクコードが無くても動くことは動きます。
 
gps a04 - [Android & Kotlin] GPS位置情報を取得するアプリを作る
 
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checkSelfPermission:
 
とりあえずpermissionのチェクが許可されない例外はあまり考えないで実装します。
実行時のパーミッション リクエストを参考に、
 

 
permissionチェックのリクエスト結果を受け取る
 

 
Permissionの設定:
 
Runtime Permissionが出てくる前はこれだけでしたが、AndroidManifestに以下の設定をします。FineとCoarseの2種類あります。

  • FineはGPSデバイスを使った精度が高い位置情報を取得します。
  • CoarseはGPSが使えない屋内やビルの谷間などでもネットワークを利用して大まかな情報を得ます。ただWiFi等を使うケースであれば、FusedLocationProvider を使った方がいいのでここではこの設定を使いません。
 

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LocationManager

 
LocationManagerのインスタンス生成:
GPSだけでなく位置情報を管理しているのがLocationMnagerです。インスタンスは Context.getSystemService(Class)を使って取得します。
 

 
リスナーの登録:
Activityに LocationListener を登録します。
 

 

requestLocationUpdates:
 
LocationManagerからrequestLocationUpdatesを使って位置情報をアップデートするメソッドを呼び出します。
 

  • provider:
    • GPSを使う場合は LocationManager.GPS_PROVIDER 設定します。
      ネットワークの場合は、LocationManager.NETWORK_PROVIDE となります。
      ただこの設定の場合はGPS_PROVIDERのみの選択で、ユーザーの位置情報設定が「バッテーリー節約」つまりNETWORK_PROVIDEになっていると設定を促すページに飛ぶようにしてあります。
      gps a05 - [Android & Kotlin] GPS位置情報を取得するアプリを作る
      「高精度」あるいは「端末のみ」の選択です。
      また、Criteria を使って、低消費電力モードにすることもできます。Criteria
  • minTime:最小時間間隔[msec]、これは消費電力に大きく関係します
  • minDistance:最小距離間隔[m]、アップデートでの最小距離です
  • listener:登録したリスナー

 
onLocationChanged:
 
位置情報が変化したケースでonLocationChangedにてgetLatitude()getLongitude()を使って緯度経度を取得します。
 

 

サンプルコード

 
まとめると
MainActivity.kt

 
AndroidManifest.xml

 
レイアウトですが、緯度・経度を表示するだけです。
activity_main.xml

 
emulatorで実行します。
最初はpermissionの確認ダイアログが出ますので許可します。
 

gps a06 - [Android & Kotlin] GPS位置情報を取得するアプリを作る

emulatorの右下にあるMore「…」をクリックしてExtended controlsを開きます。
「Location」のタグから「latitude」「longitude」に数値を設定して「SEND」をクリックすると、アプリに緯度経度が表示されます。

gps a07 - [Android & Kotlin] GPS位置情報を取得するアプリを作る
  

これで実機でテストしてみましょう。今回はGPSのみの動作ですので、屋外でテストするためにログをTextViewで出せるようにしました。屋外でも、ビルの谷間はほぼあきらめた方がいいです。衛星が見えても1個2個ですから最低3個、通常は4個補足する必要があります。 

GPSの位置を取得するまで、数分かかる場合があります。GPS衛星のカレンダーを持っていれば、最初の補足時間が短くなりますが、無い場合は、衛星からその情報を取得するのです。
 
 
References:

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