[Android] アンドロイド端末のファイル構造

Android OSは基本的にLinuxですが、ファイル構造はどうなっているのでしょうか
端末にによって実装が違うために特にアプリ開発ではExternal Storageの場所が違うことが多々有ります。
adbコマンドで入って中を(上っ面だけですが)覗いてみたいと思います。


以前はAVD(DDMS)でファイルが見えたのですが今は(2017/1月)はAPI24以上は動いていません

 


Android ファイル構造

 
構造は端末によって異なるところもありますが、共通部分も多いのである程度分かっていると便利な時があります。
 
例として、最初にAndroid Studioのemulatorです。
Nexus 6P : API 25

adbでシェルに入り
ls -l
でリストの詳細を表示

 
drwxr-xr–x

  • d: ディレクトリー
  • r: 読み取り
  • w:書き込み
  • x:実行

を表しており、所有者・グループ・他ユーザーの権限が、設定されています
例)
drwxr-xr-x
d:directoryのことでwindowsでいうところのフォルダー
rwx:これはroot権限では読み書き実行可能
r-x:グループ権限では読出しと実行が可能だが書き込み不可
r-x:他ユーザーでも読出しと実行のみ
ということです

root権限がない状態なので、読んだり、書いたりできるディレクトリーは限られています。

Top下のファイルはほとんどPermission deniedとなっています
それ以外のディレクトリーについて見てみます。

  • acct
    • CPU Accounting Controller:cgroup を使ったタスクのグループ化と,これらのタスクの CPU 使用率のアカウンティングを行う
  • cache
    • キャッシュ
  • charger -> /sbin/healthd
    • /sbin/healthd へのシンボリックリンク
  • config
  • d -> /sys/kernel/debug
    • /sys/kernel/debug へのシンボリックリンク
  • data
    • /data/app/ 以下にアプリのパッケージがある
    • /data/data/[package name]/以下にアプリの内部メモリ領域
  • dev
    • デバイスファイル
  • etc -> /system/etc
    • 設定ファイル
    • /system/etc へのシンボリックリンク
  • mnt
    • 一時的なマウントポイント
  • oem
  • proc
    • プロセスやメモリーのリソース情報など
  • property_contexts
    • セキュリティコンテキストの設定
  • root
    • root用ホームディレクトリ
  • sbin
    • システム管理用コマンド、デーモンプログラムなど
  • sdcard -> /storage/self/primary
    • /storage/self/primary へのシンボリックリンク
  • storage
    • ストレージ関連のマウントポイント
  • sys
  • system
  • vendor -> /system/vendor
    • /system/vendor へのシンボリックリンク

 

data

 
dataディレクトリのpermissionは「drwxrwx–x」なのでroot権限がないとアクセスできませんが、覗き見たり、場合によっては書き込みも可能です。

/data/app/
以下は各アプリのapkが存在します。以下のように呼び出すとパッケージリストが表示されます
 

 

/data/data/[package name]/以下にそのアプリの内部メモリ領域がありrun-asコマンドを使ってアクセスすることができます
ただしできないものもあります、signed apkなど。

関連:run-as