[Android] エミュレータ AVD Manager の設定

Androidアプリが動作するか確認するためには、エミュレータは便利です。AVD Managerを使ってエミュレータの設定方法について見てみましょう。
 
emulator_01b

Android Studio 3.0
Android 8.0

 



AVD Manager

 
AndroidにはたくさんのOSレベルが存在します。デバッグするためにすべての実機を揃えるのは大変です。APIレベル毎の動作や、機種による画面の違いはエミュレータである程度把握できます。
 
AVD Manager からエミュレータを作成、編集することができます。
 
AVD Manager のアイコン

または
「Tools」->「Android」->「AVD Manager」を選択します


 

 
何もない状態では「+ Create Virtual Device…」ボタンをクリックすると新しく作成できます。
 

 

Select Hardware

 
例として「Category」でPhoneを選択、Pixel XL に設定してみます。
 

 
画面サイズを選択できるので、サイズの異なる機種でのアプリの見え方を確認できます。
 

APIレベル, ABI, Targetの選択

 
API Level:
Level 26はインストール時に設定していたのですぐに作成できますが、それ以外はImageをダウンロードしてからになります。
画面サイズの機種毎の差異の他に、APIの違いもテストでは大きなファクターです。

 

 

ABI: 最初であれば、x86, x86_64を選択しておけばとりあえずいけます。

  • x86
    • X86 32bit プロセッサーをエミュレート
  • x86_64
    • 64bit プロセッサーをエミュレート
  • armeabi-v7a
    • AARMプロセッサーをエミュレート

 
PCが64-bit x86であればx86_64の方が動作は早くなるでしょう
ただ、サードパティ―のライブラリーを使っている場合にはcpu依存性があり
ライブラリーによってはarmeabi-v7aでないとエミュレートできないこともあります
Ref:ABI 管理 | Android Developers
  

Configurationの設定

 
System Image を「Next」クリックでVerify Configurationのダイアログになります。
このまま「Finish」してもデフォルト設定でEmulatorイメージは作成されます。

詳細な機能の説明をみておくと。
 

 
AVD Name: ここではAVDの名前や、今まで設定した内容を変更できます。編集するときはここから入力します。

Emulator イメージをNexusやPixelなどに変更できます。

Oreo を選択していますがAPI Levelをここで変更することも可能です。
 
Startup orientation: エミュレータの起動時の縦横設定ですが、起動後にも変更はできます。
 
Emulated Performance: レンダリングをグラフィックスボードにしたり、ソフトにしたり切り替えや自動にできます。
 
Device Frame: emulatorのスキンを表示するかどうかの選択です。
 
Show Advanced Settings をクリックするとより詳細な設定ができます。
Camera: カメラをsimulationで表示する、あるいはPCのカメラを使うなど
 
Network: UMTSなどのネットワーク設定
 
Emulated Performance: 前出と同じですが、CPU数の設定もできます。
 
Memory and Storage: RAMやheapなどの調整が可能
 
Device Frame: フレームをカスタムスキンにするなどの変更ができる
 
Keyboard: PCのキーボードやソフトウェアキーボードの設定
 

 
「Finish」で新しいVirtual Deviceが生成されます
 

 
尚、出来上がったVirtual Device は1GBもあるので、たくさん作るとハードディスクを圧迫しますので注意

この Virtual Device は、Actionsの鉛筆アイコンをクリックすると編集できます。
 
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Reference:
Android Emulator 上でアプリを実行する