Androidアプリを作るためには開発環境が必要で、Googleの推奨環境は
Android Studio (アンドロイド スタジオ) です。
2024.1.1
Android Studio 開発環境セットアップ
Android Studio は Android 開発用の公式 IDE です
これはバージョンアップが頻繁なため初めての人が古い情報で混乱することが多いようです
ここではなるべく最新情報を載せるようにしています。
Android StudioとしてはWindowsとMacでは同様の使い方ですが
設定手順が多少異なります。
Macの方はこちらを参照くださいMac 開発環境編
PCのシステム要件
インストールのまえにPC環境が条件に見合っているかチェックです
Windows にセットアップするために必要な条件として以下のようなものがあります
Android Studio System Requirements
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Android Studio のインストール
Android Studio をダウンロードします。
尚、Googleのサイトはデザイン変更を頻繁に行います。基本的やるべきことはあまり変わりませんのでその点を理解して進めてください。
Download Android Studio
「Download Android Studio xxx」をクリックして進めます
利用規約を読み、同意して左下に「チェック」を入れるとダウンロードボタンが有効になります。
Download ボタンをクリックすると、ダウンロードが始まります。
他の方法として、このページ下の方にあるAndroid Studio Downloads(あるいは、その他のプラットフォームを選択する)から
android-studio-xxx.xxxxx-windows.exeファイルを直接ダウンロードしてもできます
また、過去のバージョンやリリース前のバージョンはこちらから落とせます。
Android Studio のダウンロード アーカイブ
ダウンロードフォルダに
android-studio-xxx.xxxxx-windows.exe
のファイルが落とされています
Android Studioのインストールではユーザー名として使用されるので意図せず日本語フォルダ以下に環境を設定してしまいます。
また、今は大丈夫でもどこかのバージョンアップで問題となる可能性を秘めています。
外国人の開発者が日本語環境で正しく動くことを確認することは無い
ので注意です。
Microsoft アカウントの表示名を変更する方法
ダウンロードしたファイルを実行
例) android-studio-xxxxx.xxx-windows.exe
「Next」 でSetupを始めます
インストールするコンポーネントを選びます。各種設定は最初はデフォルトのまま進めたほうがいいでしょう。「Next」
Android Studio のインストールロケーション設定
特に理由がなければデフォルトでそのままで「Next」
実際はここに入るのは同梱のJDKだったりして、重要な他のファイルは別の場所にインストールされます。
Start Menu にショートカットを入れる選択
ショートカットを入れる場合は「Install」をクリック
インストールが完了しましたが、まだ終わりではありません。「Next」
Android Studio の Setupが終了
「Finish」
Koala がインストールされました
Android Studioがバグった情報を収集したいそうです
以降は、以前にAndroid studio をインストールしたことある環境によってはすぐに終了しますが、今回は初めてのケースです
Android SDKが無いのでインストールします
C:\Users\user\AppData\Local\Android\Sdk
このパスにSDKをインストールします
SDKに含まれるリストです
ライセンスを最後まで読んで納得したら
「Accept」を選択してFinish
コンポーネントがダウンロードされます
Android Studioがインストールされました
Custimizeではカラーテーマをダーク色にしたりフォントサイズを変更できます。
PluginsではFlutterのインストールなどができます。
SDKの追加インストール
このままとりあえず開発をすすめることもできます。
SDKについて理解されている方は、次のステップへどうぞ
最新のSDKや最低限のToolしか入っていません。
実機を使ったりその他の機能が必要になる場合は追加でインストールが必要になります。
画面の下に「More Actions」がありそこから
「SDK Manager」を選択します。
あるいは、プロジェクトがリストされるとメニューの右端にあるバーガーアイコンから選択
Android SDK の「SDK Platforms」Setting画面となります。
何を入れておくか、最初は分かりにくいですが目安として、デバッグ用の実機として使うAndroidのAPIは入れておきましょう。
尚、このSDKの設定は後からできます。
また、Androidの仕様変更が早いので古い機種しかないと新機能をデバッグできません。emulatorでも可能ですができない事もあります。新しいOSが載った機種もあった方がいいでしょう。キャリアに入らなくてもwifiで済む事は多いです。
他のAndroid SDKのインストール
最初からすべてのバージョンを入れると膨大になり非効率なので、最低限の物しか入っていません。必要な他のバージョンをとりあえずインストールします。例えば持っている実機のバージョンでテストしたい場合はそのAPIを入れておきます。
また、アプリをリリースするにはある程度最新のAPIをサポートしていることが必須になります。
例えば、1つ前のバージョンである Android 14.0 をインストールしてみます
確認のダイアログが表示されます
インストールが終わりました
他のツール
「SDK Platform」のタグを「SDK Tools」に変えます。
ここで既にInstalled になっているものもあります。その他はどのようなアプリを作るかによって決まります。またインストールを推奨するものに最初からチェックが入っていますが使わないものも多いです
既にインストールされているかもしれませんが、必要なものは2つです。あとは適宜アプリの仕様に合わせて追加していきましょう。何しろ容量食います、不必要なものを入れるとこの後アップデートでどんどん増加していきますから注意してください。
- Google Play Services
- Google USB Driver
「Show Oacage Details」をチェックすると表示されますが
34のSDK Build-Toolsも入れておきます
これで同様にAcceptして終了すれば終わりです
Android SDK Build-Tools に入っていないものがあれば後で追加でインストールもできます。
(Option) Oracle JDK 設定
GoogleではJDKをOracleのJDKからOpenJDKにしました(大人の事情というものでしょうか)。Android Studio2.3からデフォルトでこの同梱されたJDKを使うように設定されています。
ただWindowsの環境によっては「起動スクリプトが JDK のインストール場所を検出できない」ケースがあります。その場合は今までと同様にOracleのJDKをインストールしてAndroid Studioで使用するJDKに設定します。
JDKは「Java Development Kit」のことでJava開発キットです。
似たようなJREというのがありますが、これではありません。
他のプロジェクトでJDKを入れていたならばJDK8より古い場合はuninstallしてJDK8を入れます。(一応JDK7以上が使えることにはなっていますがビルドで必要です)
jdk-8uxx-windows-x64.exe
をダウンロードします
JDK8はOracle公式サイトの下記URLからダウンロードします。
https://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
JDKの 「DOWNLOAD」 をどれでもいいのでクリックします
例えば、PCがWindows で64ビットであれば、下のように
Windows x64の
jdk-8uxx-windows-x64.exe
をダウンロードします
「Accept License」をチェックを忘れずに
- Kit 8uxx は 8u121 のようにバージョンで変わります
- 以降OSは64bitとしますが、実際のPC環境に合わせてください
JDK インストール:
ダウントードしたファイル
jdk-8uxx-windows-x64.exe
をクリックしてインストールを実行します
最初はそのままで「次」をクリック
インストール先は、最初はデフォルトのままの方が余計な問題を回避できるでしょう。
インストールが完了
JAVA_HOMEを環境変数に設定:
Windows8.1のケース
PCを選び右クリックから「プロパティ」を選択
「システムの詳細設定」
「環境変数」をクリック
システムのプロパティから
「システム環境変数」に JAVA_HOME を追加して、JDK フォルダーの場所(C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_101 など)を設定します。
また、何らかの理由でOracle JDKを設定したい場合はAndroid Studioで設定します。
Fileから「Settings…」あるいは「Preferences(Mac)」を選び
「Build, Execution, Deployment」
「Build Tools」
「Gradle」
から
Gradle JDK:から
Android Studio default JDK
を選択します
次のステップ
この後は環境設定の確認のため
こちらを参照してください
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